人間ドックには、その検診を受ける前の注意点と受けた後の注意点の二つがあります。人間ドックを受ける前の注意点に関しては簡単なことで、食事を取らないことです。検診には色々とありますが、そのような検診であっても共通していることが一つだけあります。それは、人間の身体の中で活発に動いている器官に関しては精密な検査は難しいということです。
当然ですが、人間の身体の構造は医学的に全て解明されているわけではありません。どのような経緯で正確な細胞が作られているのかがわからないことも多いため、検査を受ける前にイレギュラーなことをしてしまうとそれが原因で上手く検査をできないこともあります。食事をとることはその典型で、食事をとることによって内臓器官が活発に動くようになるため検査には良くないのです。そのため、検査を受けるときには食事をなるべく取らないように心がける必要があります。
そして、検診後に必要なことは再検査が必要かどうかが書かれていないかをきちんと確認することです。一般的に、重い病気の初期症状は本人には自覚がないことがほとんどです。悪性腫瘍のがんであっても初期症状は自覚できないため、どれだけ自身が健康的な自覚があったとしても、人間ドックの結果再検査が必要だと判断されたときには絶対に再度病院に行くようにしなくてはいけません。検査の結果は後日に渡されることが基本であるため、その検査報告は必ず見るようにする必要があるのです。