人間ドックのオプション検査は必要?

人間ドックを受けるとき、追加するかどうするか迷ってしまうのがオプション検査。オプション検査とは通常の人間ドックには組み込まれていない検査項目で、もしその検査を受けたいのなら追加で料金がかかるものです。オプション検査になっている項目は、少し特殊な検査内容だったり、検査に長時間かかってしまうものなどです。一般的な日帰り人間ドックには含まれていませんが、脳ドックや心臓ドック、1泊2日の宿泊コースなどには最初から含まれている場合もあります。

たとえば、血液のオプション検査では、HIV検査、腫瘍マーカーなどがあります。腫瘍マーカーは、癌が発生すると血液中の数値が高くなるため、癌の早期発見のために効果的だということで人気のオプション検査です。心臓のオプション検査では、心臓に負荷がかかった状態での心電図を記録する検査や心電図を24時間記録するホルター心電図検査などもあります。通常の人間ドックでの心電図検査は、数十秒間だけの検査なので、その時に異常がなければ、危険なサインが見逃される場合もあるのです。

そのため、特に中高年で、普段の生活の中で心臓への負担を感じている人は、オプションでしっかりと検査してもらうことをおすすめします。それ以外では、超音波検査、CT検査、MRI検査などがありますが、一度にすべての検査を受けるとなると、時間的にも費用面でも大きな負担になります。そのため、1年ごとにオプション検査の項目を変え、数年で全身の検査を行うような感覚で受けるのも、賢いオプション検査の選び方です。

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