身内にがん患者の人がいてもいなくてもがん検診受診を

がんという病気には、先祖からの遺伝も多く関係していると思われている方がいらっしゃいます。祖父母やおじやおば、父母などの近しい親族にがん患者がいる人は、自分も家系的にがんに罹る可能性が高いのではと不安に思うことが多いようです。しかし、がんは遺伝的要因により起こる確率は1%程度と、遺伝によってがんになるケースは非常に稀となります。がんは遺伝子が何十年にも渡って何かしらの原因により、傷ついてしまうことにより起こる病気です。

遺伝子を傷つける原因には、生活習慣の乱れが深く関係しており、遺伝的な要素よりも毎日の生活の状況が問題となります。家系的にがんに罹る心配をされている人もない人も、体機能が低下する中高年となった年齢あたりからがんが発症する危険性が高まってきますので、会社や市区町村の定期健診の機会を利用して念のためにがん検診は受けておくようにしましょう。 がん検診を受けておくようにするのは、がんは早期発見がとても重要となるからです。がんは罹りはじめには自覚症状がなく、体の変化で自分の異変に気付くことができない病気となります。

進行してしまえば辛い症状があらわれて、体がどんどん衰え命を落としてしまう恐れがあります。重度の状態になれば完治は非常に困難ですが、まだ初期の内ならば改善させることができます。初期治療で改善させていれば、治療費も低く抑えられますのでがん検診は定期的に受けておくべきです。会社や市区町村の定期健診では、がん検診にも補助があるので安い検診代で済みます。

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